ヨーロッパに住んでいたり旅行でヨーロッパを訪れている時に、ふと日本食が恋しくなったことがある方は多いのではないでしょうか。
「無性にラーメンが食べたい!でもラーメンってそもそもヨーロッパにあるの?」
「ヨーロッパで日本のようなラーメンを食べることはできるの?」
日本人としてはヨーロッパでもおいしいラーメンが食べたいですよね。
ということで今回はヨーロッパのラーメン事情について、次のポイントから見ていきます。
- ヨーロッパのラーメン事情。ヨーロッパでラーメンは人気?
- ヨーロッパのラーメンと日本のラーメンの違い
- ヨーロッパ国別のラーメン事情
ヨーロッパの人とラーメンの話をする時のネタにもなるので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
1.ヨーロッパのラーメン事情
ヨーロッパでラーメンは人気?どのエリアでよく食べられているの?
ということで、ヨーロッパのラーメン事情を探っていきましょう!
1-1. ヨーロッパでラーメンは人気上昇中!
ヨーロッパでラーメンは人気急上昇中!
2010年ごろから、イギリス、フランス、ドイツ、スペインを中心に多くの個人店やチェーン店が出店し、しのぎを削っています。
イギリス・ロンドンやフランス・パリ、スペイン・バルセロナではラーメンブームが起きており、ラーメン激戦区となっている街も。
各都市のラーメン店の数は次のようになっています。
日本のラーメン店の数じゃないよね?と思わず言いたくなってしまうような、驚きのラーメン店の数ですよね!
ここ近年では、ヨーロッパのラーメンの人気について、日本のテレビでも特集が組まれたり、行列ができるシーンが放送されることもあり、ヨーロッパのラーメン人気は注目を集めています。
1-2. ヨーロッパのラーメンの中心地はデュッセルドルフからロンドンへ
現在、ヨーロッパでラーメンの中心地となっているのはイギリス・ロンドン。
ですが、実はヨーロッパでラーメンブームが起きる前のラーメンの中心地は、ドイツ・デュッセルドルフでした。
多くの日系企業が支店・支社を持つデュッセルドルフには日本人がたくさん住んでおり、日本食レストランも豊富。
そのデュッセルドルフで、30年ほど前にオープンした「なにわ」や、2007年にオープンした札幌ラーメン「匠」を筆頭に、本格的な日本の味を提供するラーメン店が日本人の間で人気を博し、その人気は徐々に現地の人へと拡大していきました。
一方、2012年のロンドンオリンピック以来、ロンドンでは個人経営のラーメン店がオープンし始めます。
その勢いにのり「一風堂」などのチェーン店が2014年にロンドンに開店。
そこからロンドンでのラーメンブームに火がつき、今ではロンドンがヨーロッパのラーメンの中心地となっています。
2.ヨーロッパのラーメンと日本のラーメンの違い
では、日本で食べているのと同じように、ヨーロッパでもラーメンを食べているのでしょうか?
次は日本のラーメンとヨーロッパのラーメンの違いを見ていきましょう。
2-1. 音を立てて麺をすするのはNG!
日本ではラーメンを食べる時、誰もがラーメンを「ズズっと」すすって食べますよね。
ですが、ヨーロッパで音を立てて食べるのはNG!
音を立てて食べるのは「品がない」「綺麗じゃない」というイメージがあるようです。
なので、ヨーロッパの人は、
- パスタのように、お箸やフォークに麺をぐるぐる巻きつける
- すすらずにお箸を使って麺を少しずつ口の中へ運ぶ
といった食べ方でラーメンを食べる人もいるようです。
ですが、ここ近年ではヨーロッパの人たちも「日本で食べているのと同じものが食べたい」という人が増えてきており、日本人のように麺をすすって食べることに挑戦する人も増えてきています。
博多とんこつラーメンのチェーン店「一風堂」が「Zuzutto」プロジェクトを行っており、「ズズっと」すすって食べることを世界に広めようとしているのも効果が出ているのかもしれませんね。
2-2. ベジラーメンは外せないメニュー
日本ではラーメンと言えば、「がっつり、コッテリ」したものが多いですよね。ゆず風味やお出汁のラーメンなども近年では出てきていますが。それでも主流はやはり「がっつり、コッテリ」。
一方、宗教の関係で肉を食べない人や、ヴィーガンの人が多いヨーロッパでは、ベジラーメンは外せないメニューとなっています。
ベジラーメンはとんこつや鶏、魚のだしなど動物性のものを使いません。スープの味はみそラーメンが主です。
チャーシューの代わりに大豆ミートや厚揚げが乗っていたり、その他トッピングはもやし、メンマ、枝豆、コーン、わかめなどさまざまです。
2-3. 「ぬるいラーメンが好まれる」というのはもう古い!?
少し前まで、ヨーロッパ人は「ぬるいラーメンが好き」と言われていました。
その理由は、ヨーロッパの人々は熱い食べ物を食べる習慣がなく、ラーメンのように熱々のスープと麺を冷ましながら食べる、ということがそもそもなかったからです。
なので、昔は多くのラーメン店が、そのヨーロッパの習慣に合わせてぬるいラーメンを提供していました。
ですが、ここ近年ではラーメンがヨーロッパの生活に浸透し、日本の本場のものと同じラーメンを食べたい!という人が増えてきました。
現在では多くのラーメン店(特に日本人経営のお店)が、ラーメンを熱々のまま提供しているようです。
3.ヨーロッパ国別のラーメン事情
ヨーロッパと言っても広く、国別のラーメン事情はさまざまです。
ここでは、ヨーロッパの中でも特にラーメンが広まっている6カ国のラーメン事情を詳しく見ていきましょう!
3-1. イギリス
3-1-1. イギリスのラーメン事情
・イギリスのラーメン店数はロンドンだけで158店舗
JETROが2015年に行った調査によると、首都ロンドンには158店ものラーメン屋があるそうです。
・価格帯は1600円(10ポンド)前後
イギリスでのラーメンの価格帯は、1600円(10ポンド)前後のところが多いようです。
日本では800円ほどで食べられるので、イギリスではその倍ですね!日本のようなお手軽さ、気軽さはないようです。
JETROの2015年の調査によると、下は9ポンド(1400円程度)、上は14ポンド(2200円程度)の価格帯のようです。
・ラーメンが流行っているのは首都ロンドンが中心
ヨーロッパ各地やアフリカ、アジアなどさまざまな国からの移民を多く受け入れる首都ロンドン。
そういった背景から、多国籍料理が楽しめることに加え、流行にも敏感な街なので、ラーメンブームは主にロンドンから始まり、イギリスの他の地域へ広がっていきました。
3-1-2. イギリスの主なラーメン店
【昇竜ラーメン】
ロンドンにラーメンブームを起こした店、とも言われている昇竜ラーメン。
ロンドン以外にも、マンチェスターやオックスフォードなど、イギリス国内に11店舗を構え、イギリス人の生活にしっかり受け入れられたラーメン店です。
日本酒×ラーメンを謳っており、スタイリッシュなバーカウンターにはお酒のボトルが多く並びます。
こだわりのとんこつスープは、日本にあるお店にも引けを取らないと高い評判を得ています。
【金田屋】
福岡発の博多とんこつラーメン店「金田屋」は、ロンドンで一番美味しいラーメン屋としてその名をあげる人も多い超人気店。
福岡にある本店は食べログでTOP5000に入るなど、名店として知られており、そのロンドン店ということで知名度も高くなっています。
その人気から、ロンドン店でも1時間の行列ができる時もあるのだそう。
麺は本格派のストレート麺、やわらかいチャーシューに濃厚なスープと、日本でも十分美味しいと評価されるクオリティの高いラーメンが楽しめます。
3-2. フランス
3-2-1. フランスのラーメン事情
・フランスのラーメン店はパリを中心に増加中
フランスのラーメン店の数は、新横浜ラーメン博物館の発表では2014年の時点で18軒とされていましたが、現在(2022年5月時点)でGoogleマップに登録されているパリのラーメン店だけでも60軒以上はあります。
流行に敏感な首都・パリで、ラーメン人気は上昇し、その数もどんどん増えているようです。
・2014年には『パリ・ラーメン・ウィーク』というイベントが開催
2014年には、経済産業省の支援で、パリ・ラーメン・ウィークというイベントが開催されました。
一風堂など5店の日本のラーメン店が、食の都パリへ行き、ラーメン文化の紹介や試食会を行ったイベントです。
イベント開場前には300人もの行列ができるなど、多くのパリジェンヌを巻き込み大盛況に終わったラーメン・ウィーク。
このあたりから、フランス国内でのラーメンの知名度はどんどん上がっていきました。
3-2-2. フランスの主なラーメン店
【ひぐま】
パリのオペラ座に店を構える老舗ラーメン店、ひぐま。
1984年に当時駐在員としてパリに住んでいた方が日本帰国後、一念発起してオープンしたラーメン店です。
今とは時代が違い、麺を作る過程から、外国人として海外にお店を開くまで数々の困難を乗り越え、現在ではしっかりと地元に定着したお店。
価格も、物価の高いパリにしては安価で、ラーメンは8ユーロ(1000円前後)で食べられます。
種類は定番のしお、みそ、しょうゆから、パターコーンラーメン、ちゃんぽん、キムチラーメンと、幅広い味わいが楽しめます。
【こだわりラーメン】
築地市場を完全に再現したその独特すぎる内装から、ここ数年話題となっている、パリのこだわりラーメン。
店内は魚やバケツ、ホース、看板やビニール袋など、細部まで築地を再現することにこだわり抜いたお店です。
内装もさることながら、気になるのはそのお味!こだわりラーメンのラインナップは魚介系ラーメン。
鯛の清湯ラーメンや、鰯の醬油ラーメンなど、魚介でだしを取ったこだわりのスープは、とんこつが主流なパリでは他のお店では食べられない一品です。
ラーメンの他にもなめろう丼や貝柱を使ったスイーツなど、気になるメニューがたくさん。
話題性だけでなく味も実力派。内容にも味にもこだわり抜いたお店です。
3-3. ドイツ
3-3-1. ドイツのラーメン事情
・ドイツのラーメン店数は2014年時点で34軒
新横浜ラーメン博物館によると、2014年時点でドイツには34軒のラーメン店があったとされています。
・日本人の多いデュッセルドルフが中心
他国では、流行に敏感な首都からラーメンブームが始まる一方、ドイツでのラーメンの拡大は少し異なります。
ドイツでは、日系企業が多く進出しており在住日本人の多い街・デュッセルドルフを中心にラーメン店が拡大しています。
今やヨーロッパ全土にチェーン店を展開する「匠」ラーメン(後述)も、このデュッセルドルフが発祥となっています。
・近年ラーメンブーム、人気はとんこつ
ドイツでは、大使館も認めるラーメンブーム。
ドイツ連邦共和国大使館・総領事館の調査によると、ドイツ人の間ではやはり「とんこつ」が1番人気だそう。
こちらの記事でも紹介した通り、海外ではとんこつが圧倒的に人気のようですね。
3-2-2. ドイツの主なラーメン店
【匠】
今やヨーロッパ最大級のラーメンチェーン、匠。
デュッセルドルフをはじめ、フランクフルトやベルリンなどドイツ国内はもちろん、チェコ、ベルギー、オランダにも店舗を持っています。
デュッセルドルフ本店は札幌風味噌ラーメンが特徴。オリジナルのこだわり麺を札幌から直送しています。
また、ミュンヘン店で食べられるとんこつラーメンは、世界の中でも最高品質と言われるドイツの豚からとったスープが絶品。
その他にも、3号店は鶏ベース、4号店は焼きそば、5号店はとんこつと鶏+海鮮のスープと、店舗ごとに特徴を変えてさまざまな味を楽しませてくれます。
【なにわ】
デュッセルドルフでラーメンと言えば、前述の「匠」か、「なにわ」か。と言われるほど、ラーメン激戦区の中でも知名度のとても高いのがなにわ。
日本人オーナーがデュッセルドルフの日本人街にオープンさせたというなにわの歴史は約30年にものぼり、デュッセルドルフのラーメンブームの先駆けとなった老舗です。
なにわでは醤油、みそ、塩、坦々麺など、ジャンルを問わずさまざまなラーメンを味わうことができます。
味も日本の味と評判!行列がない日の方が珍しいほどの人気店で、日本人だけでなく現地の人からも深く愛されているお店です。
3-4. スペイン
3-4-1. スペインのラーメン事情
・バルセロナでは2020年にラーメンブーム、今やラーメン激戦区
ヨーロッパ他国のラーメンブームに漏れず、スペインの首都・バルセロナでも2020年ごろにラーメンブームが起きました。
今やバルセロナはラーメン激戦区となっており、100軒以上のラーメン店があるのでは?という声も。
・味付けは日本よりも濃いめ
気になるお味ですが、日本本場の味を再現するお店は多いものの、日本のものよりも少し濃いめに味付けされていると感じるお店が多いようです。
3-4-2. スペインの主なラーメン店
【Ramen-Ya HIRO】
バルセロナのラーメンブームの火付け役となったとされる、2012年に開店したRamen-Ya HIRO。
サグラダファミリアの近くにある日本人オーナーのこの店は、本格的な日本の味が楽しめるとして開店前から大行列ができる超人気店。
メニューは味噌ラーメン、醤油ラーメン、海鮮ラーメン。
その他にも日本のビールやおつまみが、バルセロナ在住の日本人の心を癒しているようです。
もちろん現地のスペイン人にもその人気は浸透しており、Googleマップのクチコミは4000件を超えています!
スペインに行った時にも日本の味を感じられる安心感、いいですよね。
【Ramen Dining YU】
日本酒が楽しめるラーメン屋として、地元民からも愛される人気店、Ramen Dining YU。
コンセプトは「飲んでつまんで〆ラーメン」(TripAdvisorより)とのことで、日本酒のつまみになる一品メニューも充実していますが、ラーメンの実力ももちろん本物。
鶏白湯ベースの「焦がし醤油ラーメン」や「味噌ラーメン」が人気で、少し太めの麺がおいしいと日本人からも大人気です。
3-5. オランダ
3-5-1. オランダのラーメン事情
・首都アムステルダムのラーメンブーム
ヨーロッパでのラーメンブームは、オランダも例外ではありません。
アムステルダムでは2016〜2019年あたりにラーメンブームが起きたと言われており、首都アムステルダムだけで20軒以上のラーメン店があります(GoogleMap上)。
2014年のヨーロッパラーメンMAPにはオランダ全体で4軒とされているので、ここ数年でその数は5倍以上に増加しています。
・「環境先進都市」アムステルダムではヴィーガンラーメンが人気
環境に優しい仕組みを取り入れる街として世界から注目される首都アムステルダム。
環境への意識の高さはオランダ人に根付いており、食においてもヴィーガンという選択肢をとる人が多くいます。
そんな中で、ラーメンにおいてもスープに豚や鶏、魚を使わず、トッピングも野菜のヴィーガンラーメンが人気を博しています。
3-5-2. オランダの主なラーメン店
【SORA】
2016年にアムステルダムにオープンした札幌ラーメンSORA。
麺もスープもクオリティがとても高いと評判で、行列ができることもしばしば。
メインメニューの札幌味噌ラーメン・札幌醤油ラーメンから、バターコーンラーメンやとんこつ醤油ラーメンなど、さまざまな味が楽しめます。
【東京ラーメン武一】
日本のラーメンをヨーロッパでも味わってほしい、と想いをこめてアムステルダムにオープンした東京ラーメン武一。
鶏ベースのスープが評判で、メインメニューは鶏塩、鶏醤油、鶏旨ラーメン。その他、坦々麺などもあり気分に合わせて好きな味を食べられるのがうれしいですね。
現在ではオランダに4軒、ドイツに2軒のお店を構える有名チェーン店となっています。
3-6. ベルギー
3-6-1. ベルギーのラーメン事情
ベルギーでは近年日本食ブームが来ており、首都ブリュッセルには日本食レストランが200軒以上あると言われています。
その中でもラーメン店の数はブリュッセルに20軒前後(Google Map調べ)。
日本人経営のお店から現地人オーナーのお店まで、味はしょうゆからなんと横浜家系ラーメンまで、さまざまなラーメン店があり、今後さらにラーメン市場が拡大していく予感です。
3-6-2. ベルギーの主なラーメン店
【KOKU RAMEN】
「横浜家系ラーメン」が食べられるお店、KOKU RAMEN。
【Yamato】
ブリュッセルの老舗ラーメン店、Yamato。
トッピングにとんかつが乗っている見た目のインパクトも抜群のラーメンが看板メニューです。
1987年に創業し、一度は閉店したものの、2016年に別オーナーがお店を再開し、昔ながらのやまとの味を再現しています。
【Umamido】
ベルギー国内に7店を構えるラーメンチェーン店、Umamido。
ラーメンが大好きなベルギー人が開いたお店で、看板メニューはスパイシーとんこつラーメンです。
期間限定でロブスターが入っているラーメンもあるそう。
【麺真】
ベルギー国内に2店舗を持つ、日本人オーナー経営のラーメン店、麺真。
ベルギーの小麦を使用したこだわりの自家製麺が特徴です。
Ixelles店ではゆず塩、St. Catherine店では魚介とんこつや鶏白湯のスープを楽しむことができます。
【SAMOURAÏ RAMEN】
シンプルで洗練されたお店の外装が目をひくSamouraï Ramen。
ベルギー国内にはTOISON D’OR店とMONNAIE店の2店舗ありますが、TOISON D’OR店は現在閉店中のようです(2022年5月現在)。
みそ、醤油、とんこつ、坦々麺など、さまざまなラーメンが楽しめます。
【Kumiko】
内装やテラス席にこだわったおしゃれなラーメンバー、Kumiko。
ラーメン専門店ではなく居酒屋として、餃子などのおつまみや、ハンバーガー、カレーなども用意されています。
【匠】
ドイツに本店を持つヨーロッパ最大級のラーメンチェーン店、匠。
ベルギー国内には、アントワープに4店のお店を構え、鶏ベース、豚ベース、焼きそばなどそれぞれのお店が異なる特徴を持っています。
【Kokuban】
ブリュッセルにある、ラーメンやどんぶりが楽しめるKokuban。
オーナーの母親が日本人で、その文化を広めたいと開業したそう。
おつまみや日本酒も豊富で、店名の通りのシックな内装から、地元の人が多く訪れる居酒屋風のラーメン店です。
【Wagamama】
イギリス・ロンドンを発祥に、今ではアメリカやイタリア、なんとオマーンにまで店舗を持つ、世界展開を広げる麺専門日本食店、Wagamama。
ベルギーにはブリュッセルとアントワープにお店を構え、白だしラーメンから坦々麺やキムチラーメンなど、幅広いメニューが楽しめます。
【NOEDELBAR RAMEN】
ベルギー第3の都市・ゲントにあるNOEDELBAR RAMEN。
坦々麺やしょうゆカツラーメン、ベジラーメンに加え、日本酒や居酒屋メニューもあります。
【Zuru Zuru Ramen】
同じくゲントにある、ベルギー人オーナーの立ち上げたラーメン店、Zuru Zuru Ramen。
ラーメン修行を受けたオーナーが出すラーメンは、日本人にとっても大満足のクオリティ。ゆず塩ラーメンが看板メニューです。
【SUSURU RAMEN】
ブリュッセルから電車で約30分の街、ルーヴェンにあるSUSURUラーメン。
看板メニューは15時間以上煮込んだスープが自慢のとんこつラーメン。自家製の餃子などおつまみメニューも豊富です。
【Yammi Yammi Ramen】
同じくルーヴェンにあるYammi Yammi Ramen。
日本から輸入した製麺機で作った自家製麺を使用し、看板メニュー”Yammi Yammi Ramen”や黒ニンニクラーメン、カレーラーメンを堪能できます。
【Ramen Bar】
ワッフルの本場として知られる街・リエージュにあるRamen Bar。
みそやだしのラーメンの他、ハンバーガーやつまみメニューなどが用意されています。
【Ninja Ramen】
みそ、しょうゆ、とんこつベースの3種類のスープに、天ぷらなどのユニークなトッピングをのせたラーメンが売りのNinja Ramen。
リエージュにあり、ラーメン以外にもうどんや他のアジア料理も楽しめます。
【RAMEN NOBU】
ブリュッセル近郊の街ヴォリュウェ=サン=ピエールに2020年に開店したRAMEN NOBU。
日本のラーメンのようにシンプルなスタイルのスパイシーみそやしょうゆラーメンの他、海外ではなかなか楽しめないまぜそばもあります。
4.まとめ
ヨーロッパでも広く愛される日本のラーメン。日本の文化がこんなにも世界に認められるのはうれしいですよね。
旅の途中に日本食が恋しくなったときや、住んでいる国でお気に入りのお店を探しに、ぜひヨーロッパ各地のラーメン店に足を運んでみてくださいね!